機械電気系の研究紹介へようこそ!



系長からのメッセージ

機械電気系は、地球環境工学科 エネルギー総合工学コースと、地域未来デザイン工学科 機械知能・生体工学コースの2学科に渡る教員で構成されています。本系の特徴は、機械工学、電気・電子工学、情報工学、医療工学、化学工学などの、多岐にわたる専門分野の研究者が所属していることです。これにより、学生たちが社会で技術課題に直面した際に、広い視野で対応できるよう、教育研究に工夫をしています。
機械知能・生体工学コースでは、従来の機械工学科の基盤である力学(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学など)を重点的に学ぶことに加えて、制御工学、医療工学、ロボット工学、人工知能、生産工学、農業工学を学び、地域や社会が抱える課題を発見する感性と広い視野、従来の学問分野にとらわれずに課題を解決する気概と能力を持ったエンジニアの育成を目指しています。
エネルギー総合工学コースでは、熱エネルギー、流体エネルギー、電気エネルギー、化学エネルギーといったエネルギー工学を総合的に学ぶことができます。再生可能エネルギー、地域分散型エネルギーシステム、水素やアンモニアなどのエネルギーキャリア、電力システム、蓄熱や熱供給、バッテリーといった、将来期待されているクリーンエネルギー技術を、気候変動の仕組みの理解と共に扱っていることが特徴です。
現代社会が抱える問題は、従来の学問体系の延長では解決が困難となってきています。これからの技術者は、地球環境と経済性を明らかにした上で、果敢に複合融合分野に取り組まなくてはなりません。機械電気系のエネルギー総合工学コースと機械知能・生体工学コースで学ぶ学生たちには、広い工学的視野で社会をリードしていく人材となってくれるものと、大変期待しています。
また、機械電気系で扱う技術分野はすそ野が広く、将来活躍できるフィールドも広いという特徴があります。様々な技術課題の解決方法について、みなさんと一緒に考えることを楽しみにしています。
北見工業大学工学部 機械電気系
系長 小原 伸哉
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