所属ユニット紹介
機械システムユニット
教員からのメッセージ
「将来、どんな仕事に就けばよいのだろう」「AIが発達する時代に、自分は何を学ぶべきなのだろう」。皆さんの中には、このような不安や疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。国際情勢の変化や気候変動、そしてAI技術の急速な進歩によって、社会はこれまでにないスピードで変化しています。そのため、将来を正確に予測することはますます難しくなっています。もし皆さんが、まだ将来の夢や職業を決めきれていないのであれば、「どんな時代になっても活躍できる力」を身につけることを考えてみてください。機械システムユニットは、そのための有力な選択肢の一つです。
私たちの身の回りには、自動車や航空機、ロボット、発電設備、家電製品、工作機械、建設機械、農業機械、エレベーターなど、多くの機械が存在しています。これらを設計し、製造し、安全に使えるようにするためには、幅広い知識と技術が必要です。機械システムユニットでは、機械の設計や制御、生産技術に加え、計測技術、数値シミュレーション、データ解析などを体系的に学びます。つまり、「実際にモノをつくる力」と「デジタル技術を活用する力」の両方を身につけることができます。
現代では、AIが、プログラミングや設計支援など、多くの仕事を担えるようになってきました。しかし、AIが出した結果が本当に正しいのかを判断したり、実際の製品づくりに反映したりするためには、人間の専門知識と経験が欠かせません。また、現場で起こるさまざまな問題に対応し、新しい製品や技術を生み出す仕事は、これからも人が中心となって進めていくでしょう。
社会がどれだけ変化しても、「人々の生活を支えるモノをつくる仕事」がなくなることはありません。そして、その中心にいるのがエンジニアです。機械システムユニットでは、AIやデジタル技術を活用しながら、実際のモノづくりにも強いエンジニアを育成します。未来を予測することは難しくても、未来に対応できる力を身につけることはできます。皆さんと一緒に学び、未来をつくる挑戦ができる日を楽しみにしています。
機械システムユニット
河野 義樹
エネルギー工学ユニット
教員からのメッセージ
地球温暖化を抑制し、将来世代へ豊かな環境を引き継ぐためには、カーボンニュートラルの実現が不可欠です。そのためには、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを広く導入するとともに、それらを効率的に活用するための高度な電力システムを構築する必要があります。また、電気自動車は環境負荷を低減するだけでなく、電力を蓄えたり供給したりする新たな社会インフラとしても期待されており、持続可能な社会を支える重要な技術の一つとなっています。
しかし、再生可能エネルギーは天候や風況によって発電量が変動するため、安定した電力供給が難しいという課題があります。この課題を解決するために、蓄電池や水素エネルギーを利用したエネルギー貯蔵技術が重要な役割を果たします。さらに、発電・送電・蓄電・消費をリアルタイムで最適に制御する電力システムの実現には、光ファイバ通信を中心とした高速・大容量の通信技術やAI技術が欠かせません。
こうした次世代エネルギーシステムを支えているのが半導体技術です。再生可能エネルギー設備や電気自動車では、電力を効率よく変換・制御するパワー半導体が利用されています。また、蓄電池の充放電制御や電力系統との接続、水素の製造や利用に必要な電力変換装置にも半導体が不可欠です。光通信システムでは半導体レーザーやフォトダイオードが高速な情報伝送を支え、電力システムで使用される各種センサーやAIを実現するためにも多様な半導体デバイスが活躍しています。このように、半導体技術はエネルギー、通信、情報処理を支える基盤技術であり、カーボンニュートラル社会の実現に欠かせない存在です。
エネルギー工学ユニットでは、電磁気学、電気・電子回路、電気化学、化学エネルギーなどの知識を土台として、再生可能エネルギー、電力システム、蓄電池、水素エネルギー、光通信、さらにはそれらを支える半導体技術について体系的に学びます。豊富な実験・実習やアクティブラーニングを通して理論と実践の両方を身につけ、持続可能な社会の実現に貢献できる技術者を育成します。卒業後は、エネルギー・電力、電機・電子、情報通信、材料・素材、建設・インフラなど幅広い分野で活躍することが期待されています。
エネルギー工学ユニット
安井 崇
データサイエンスユニット
教員からのメッセージ
皆さんは、幼稚園や小学生のころ、どのような未来を想像していたでしょうか? 家中の掃除や料理を運んでくれる自律型のロボット、人に寄り添って楽しい時間を一緒に過ごしてくれるペットロボット、外国語をすぐに翻訳してくれて世界中の人とコミュニケーションできる世界、寝ている間に目的地に到着できる自動運転車、…。
幼いときに夢見た未来は、わたしたちの現実の世界に変わりつつあります。未来の夢を実現するために、データサイエンスユニットでは現実世界における様々なデータを収集・分析し、社会に役立つ情報へと昇華するための方法論を学びます。
データサイエンスユニットへの配属は基盤4分野の全てから可能ですが、特に機械・エネルギー分野から進む学生は、自律ロボットや自動運転技術に携われるような「モノづくりをデザインするためのデータサイエンス」を身につけることができます。例えば、ファミレスの配膳ロボットは、壁やテーブルの位置などの環境マップ、お客さんの動きなどのデータをセンシングし、その観測データを基に画像認識や動作推定を行うことで安全に活動できます。ユニット専門科目の一つ「ロボティクス」では、センシングに必要な「画像処理」やデータから知識へと変換する「機械学習」について、ハードとソフト両面から学んでいきます。
機械・エネルギーとデータサイエンスを融合して、夢見た未来をともに実現していきましょう。
データサイエンスユニット
鈴木 育男
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